• 番組名：eスポーツ応援バラエティ「突撃！すっゲーマー」
• 放送局：中京テレビ
• 放送日時：2019年2月2日（土）24時55分～

MCのお笑いコンビ「流れ星」そして番組アシスタントとして、中京テレビ初の「Vtuberアナウンサー大蔦エル」がバーチャルスタジオに登場。
番組テーマとしては、eスポーツの盛り上がりとスゴ技を持つゲーマー
「すっゲーマー」の腕前を紹介していくというもの。
全般的には、ゲーム好きの人にはそこそこ楽しめる内容だったのでしょうが、eスポーツの盛り上がりというのは、あまり伝わらなかったのでは、
という印象でした。

さてここで着目したいのは、Vtuberアナウンサー大蔦エル。
彼女は、モーションキャプチャーの技術を取り入れたCGキャラ（アバター）です。
なので番組出演者とのリアルタイムの掛け合いもスムーズにできます。

その彼女が、この番組で新たに獲得したスキルが
「エルちゃん、中継現場にワープする」です。

これまでにエルちゃんは、いろいろな番組に出演していますが
この番組では、スタジオからワープして、ゲーマーたちがいる現場
（東京、名古屋）とスタジオを行き来し、生中継でリポートしています。

中継先のエルちゃんは
「透過スクリーン」や「スマホのディスプレー」に
映しだされることになりますが、
スタジオにいる流れ星との掛け合いや
ゲーマーへのインタビュー
そして、スタジオMCとゲーマーとの
リアルタイムのゲーム対決の実況など
なんなくこなしていきます。

番組放送後、担当のTDに話を聞きましたが
制作サイドがやってみたい（思いついた）ことを叶えるために、
映像音声ともに綿密な事前の仕込みを行っていたとのこと。

例えば、企画の柱となる生中継において
「ゲーム対決をしながらのやりとり」をするためには、
ネットゲームに特化したチャットツールを使い
「簡易中継」にはワイヤレス回線による映像伝送システムを使い
ということで、インターネットの技術も駆使して
今回の番組収録は成立しているのです。

スムーズな番組進行を支えたこの様な技術さんの頑張りを
今回は評価したいと思います。

Vtuberアナウンサー大蔦エルが生まれたことで、今後も彼女の特性を活用した番組企画が制作されていくことになると思いますが
Vtuberアナウンサーが「どんな番組に起用され」「どんな風に人々に認知されていくのか」（技術サイドはしっかりサポートしてくれる訳ですから）演出サイドの楽しい思いつきに期待したいと思います。

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