- 番組名:人類総サムネ化バラエティ「超町人!チョコレートサムネット」
- 放送局:メ~テレ
- 放送日時:毎週日曜16時25分~
名古屋の地上波テレビの看板番組が生まれそうだ。
サムネイルという言葉がいまいちピンとこない僕には「興味を引き付ける見出し」とか「特別な何かを感じさせるわかりやすい表現」をユニークな人物につける行為と解釈している。間違ってないかな?
いわばその地域においてのユニーク人材、僕がかってやってた番組で言う「ローカルスター」を手練れのレポーターがサムネハンターという名称で発掘していく番組。そしてスタジオにチョコレートプラネットが冠MCとしてVTRを触っていく。
割とシンプルな番組だが、レポーター役はFUJIWARAの原西とか椿鬼奴、フルーツポンチ村上、タイムマシーン3号の関と芸歴ではチョコレートプラネットより先輩や同期ぐらい。
とかくスタジオMCとレポーターはMCの方が先輩だったり売れていたり力の差があることが多いけど、この番組では同等の力量のタレントがレポーターを務めていて、チョコプラも敬意を表しながら突っ込んだりくさしたり楽しんでいる。
チョコプラをレギュラーMCに迎えての番組作りは今の時代的で旬。当初昨年の夏ごろから月1ぐらいのペースで放送してきたものが、今年1月から週一の放送になった。
1月14日「愛知県常滑市」と「1月21日放送「愛知県南知多町」、1月28日「名古屋市栄エリア」を見た。
出てきた超町人が「賞状を破り捨てる芋ツボの天才職人」や「渡米したことのないアメリカンオーナー」、「巨大砂絵の元プロボクサー」などネタがかなり良い。
顔のわかるタレントが取材しているので超町人もテンションが高い。「生後4ヶ月の爆毛ベイビー」や「常滑の謎の少女ダンサー」など偶然町で出会った人もタレントがうまく料理するので面白い「超町人」になっている。
「南知多の具志堅用高」のように他番組でかなり有名になった人もいるけどね。
常滑も南知多も栄も今まで山ほど取り上げられてきた地域でネタに苦労するかなあとも思ったが、
栄の「バーレスク」のダンサーや「サウナ熱波士」など最近ネタも取り入れてたり、腕のあるタレントが取材することによって結果面白いネタに誂えたり、そして旬のチョコプラがスタジオで楽しんでいることで生き生きした番組になっていて、新たな看板番組が生まれた予感がする。
でも、週一レギュラーだといつも鮮度の高いネタは難しいので、どうやりくりしていくのかそこが次のテーマだね。とても期待している。
柴垣邦夫