放送日時:2025.2.5(水)19:00~20:00
放送局:CBCテレビ
番組名:「デララバ~名古屋が日本一!チョコの祭典アムール・デュ・ショコラ~」
小生、街づくりには関心があるので名駅や栄の人流については日頃から気にかけている。名駅では大きな集客力を誇る高島屋が、季節ごとの催事で人々の購買欲を上手に刺激する。特に1月半ばからバレンタインデーまでの「アムール・デュ・ショコラ」の効果は驚異的だ。2001年に始まったこの催事、当初5千万円だった売上が2018年には20億円となり、2023年には40億円超まで伸びた。まさに企画のテーマ「ショコラ・マジック」を証明している。今年は売り場面積と商品目をさらに増やした為、期待度が一層高まり、初日早朝には全国生中継で長蛇の列が映された。
そんなわけで小生、今回のデララバを「なぜ名古屋人は、ここまでチョコのイベントにハマったのか?」という興味で視聴した。良かったのは、カリスマ・パティシエ10名が紹介されたこと。現場には30名のパティシエがやってくるそうだが、中でも人気のトップ・テンがその理由を添えて紹介されていた。若いイケメンに限らず、それぞれに魅力がある。「タナカ」の女性パティシエなどは「お母さんのような親しみ」と評されていた。
世の中、今や「推し活」ブーム。どこかの経済番組で視たが、女性が「推し活」に使う金額が最近著しく増えているとか (その分、他で節約している)。昨年のこの祭典、来場客は80万人なので1人当たり5千円使った計算になるが、実際には7~8万円投じた人もいるらしい。推しのスター研究→イベント参加・本人と対面→関連グッズ大量購入 というフローの定着が、この催事を成功に導いているようだ。
小生にとって今回のデララバは、タイムリーなマーケティングの教材にもなった。感謝。
中島精隆