放送文化基金賞W受賞、CBC下野Pへのお祝いコメント

  • 番組名:「ハートフルワールド 京都 紙屋川砂防ダム編」(前後編)
  • 放送局:CBCテレビ
  • 放送日時:2025年10月18日(土)、25日(土)

今年度の「放送文化基金賞」エンターテインメント部門で、CBCテレビ制作の表記番組が最優秀賞を、またこの番組の下野Pが個人賞である「取材・制作賞」を受賞した。この事に関しては先日の柴垣さんの稿に詳しい。この所の在名民放局のドキュメンタリー、エンタメ番組の数々の受賞は実に喜ばしいし、誇らしい。

「ハートフルワールド」のW受賞に付いては、期せずして当サイトの執筆陣から下野Pにお祝いがメールで寄せられた。私信ではあるが、公にして何ら不都合はないし、執筆陣各氏には了解を頂いているので、この際ご紹介したい。何故ならそこにローカルテレビ局の、否、全地上波テレビ局が抱える問題の指摘も含んでいるからである。誰がどの稿を記したかは伏せた。

 

●「下野様 受賞おめでとうございます。                                  取り上げ難いテーマにいつも果敢にチャレンジする貴兄の姿勢に改めて敬意を表します。きちんと相手の懐に入っていけるのは、持って生まれた才能と現場で培った粘り強さの両翼が備わったからでしょう。非差別部落問題については、番組を作るのもそれを批評するのも簡単ではありません。業界の成長のために、これからも作り手や批評家を遠慮なく刺激し続けてください。」

●「下野さん 受賞おめでとうございます。作品については毎回感心しています。
特に受賞作は私のような戦後直ぐに生まれ、住む地域に疎外された住民や地域があり、親からも差別的な言葉を聞いて育った者には衝撃的でした。放送文化基金のHPにて選考委員の選考記を拝読、「エンターテインメント部門」であるところに今日的な意味もあると思いました。
個人賞の理由に「胆力」とあるのは的確な褒め言葉ですね。
斬新な企画と胆力と体力が必要な取材。全てにおいて、下野さん、そしてスタッフの皆さんの努力を賞賛します。
CBCにも拍手を送ります。」

●「下野さん 素晴らしいです!
テレビではタブーになっている
非差別部落地区での取材、それを見事にやりきった事に放送マンは喝采したのですね。
やっぱり萎縮しているテレビ現場の現況に風穴を開けてくれました。
おめでとうございます!」

下野様                                               「放送文化基金賞」エンタメ部門最優秀賞受賞、また取材・制作個人賞受賞、おめでとう!

「京都 紙屋川砂防ダム編」は、本サイトの評論にもあるとおり、取材そのものが現代の萎縮したテレビ界に一石を投じたもので、素晴らしい出来だった。受賞は当然のような気がします。
今後も地上波テレビに喝を入れるような企画をお願いします。
こちらも張り切って観て感想を書かせていただきます!                           スタッフの皆さんにも、おめでとうと伝えてくださいね!」

以上、4人の先輩の執筆陣のコメントを転載した。本稿をお読みのテレビマン諸氏におかれては、これらを読んで感じるところ、思うところは少なくないはずだ。当該の賞のHPには審査員の方々の講評が公開されているので、そちらもお読み頂く事をお勧めしたい。ここには更なる叱咤・激励が並んでいる。 https://www.hbf.or.jp/awards/                もちろん柴垣さんの稿にもある通り、最近のメ~テレの頑張り、出色のテーマ選定にも筆者自身も拍手を送りたい。在名民放各局のいっそうの奮起を期待する。(なお、テレビマン諸氏の中で、俺にもしゃべらせろ!という方が見えたら、私たちの月例会に是非ご参加を!待ってます)(KING)